曇りガラスの向こう側へ

正統派のフリーランス心理カウンセラーです

認知が歪む過程をいろんな角度から考察してみる ①

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「認知の歪み」についての説明をするには、【存在認知の欲求(ストローク(刺激)ともいいます)】の話が不可欠なのではと思います。なので今日は存在認知とは何かを説明してみます。

わたしたちは幼い時から存在認知(ストローク)の欲求を持っています。赤ちゃん時代から幼児期を経て、少年時代 青年時代、そして大人へとなって行く過程で、親や大人たちに存在認知の欲求を満たしながら大きく育っていきます。その過程で絶対不可欠な親や養育者との交流。この時代の関わりの中で大きく自己が形成されていきます。

存在認知(ストローク)の欲求の満たされ方は、

❶赤ちゃん時代---接触の欲求(肌のふれあい)

❷幼児の時代------承認の欲求(心のふれあい)

❸大人---------------時間の構造化への欲求

といった行程で満たされていくのが理想的です。

❶赤ちゃん時代の接触の欲求が満たされないまま大きくなるとどうなってしまうのでしょう。

以前にお伝えした内容も重複しながら、説明していきます。

オムツが濡れたら泣く、お腹が空いたら泣く、そうやって養育者との接触の欲求を満たしながら、正常な心身に育って行いく過程でそれらが不足すると、赤ちゃんは常に欲求不満の状態です。この時期に抱きしめ愛撫され、お腹が満たされた赤ちゃんは、母親と自分は一体のものと感じています。ある程度泣いても、欲求は必ず満たされるという安心感があると、赤ちゃんの心身は正常に育ちます。


実を言うと、赤ちゃんが満たされるためにはお母さん側の心身の安定が不可欠なんです。産後の不調、ホルモンの変化、母子を受け入れる環境の不安定さなどが、赤ちゃんの育成に大きく関与しますから、母子環境は周りが大切に寛大に受け止めてあげることが大切なんです。

この大切な時期に、孤立してしまう環境に居ざるを得ないお母さんたちの現状(ワンオペ育児などと呼ばれています)をニュースやwebなどで見知るたびに、私や同世代の団塊世代の人たちはとても胸の痛む思いがします。

ですよね?


❷幼児期の承認欲求

この時期は、母子間や養育者たちと子どもとの心の触れあいが大きく影響する時期です。ほほえむ、うなずく、抱きしめる、言葉をかける、それは、お母さんが子供に示す「あなたは存在してていいよ♡」という、ここに存在することを認めていることなので、最高のストロークになりますよね。このように自分の存在に意味があるという事実を確認すると、子どもは「自己肯定の感情」を育んでいきます。

反対に、この時期に承認が得られないと、「自己否定の感情」を生み出します。この自己否定の感情は、大きくなってからの認知の歪みにかなり影響を及ぼします。でもこれは、お母さんたちの責任が大きいというお話ではないのですよ。これはもはや今の時代では社会の構造上の問題になってしまいましたね。

残念なことですが、気づいた人たちが周りを変えていく努力をしないと、これから先の母子問題はとても大変な事態になってしまうかもしれません。社会が女性や子どもたちに優しい時代(=甘やかすというのではない)を作り上げていかないと、構造の歪みはさらに危ういものになってしまいそうです。


幼児の時代から自己否定の感情を生み出さないように、子育てに関わる大人たちはいろんな角度から子どもたちを承認(心のふれあい)していく環境整理が必要だと思います。


ストローク交換(ふれあいの交換のこと…この項は後日詳しく説明)が乏しいと、自己評価が低く認知も歪みやすくなってくる…というわけで、育児をしていく親たちの子どもへのストロークの与え方はとても重要です。そしてそのストロークが自由に出し合える家庭環境も社会環境も。

プラスのストロークがシャワーのように浴びることができると、子どもたちの健やかな世界が広がります。ストローク交換が不自由なくできた子どもたちは、大人になっていろんな苦難なことが起きても、成功体験を重ねていくことができます。

そして、たとえストロークの交換が不自由な環境で育って大人になったとしても、成長の過程で「気づき」を得た人たちは、認知の歪みを修正することも可能なのです。交流分析はそのような可能性を大きく広げています。





それではまた


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