曇りガラスの向こう側へ

正統派のフリーランス心理カウンセラーです

乗り越えられる♡「母子分離未完」と「母子分離不安」

前回お伝えした「母子分離」。この母子分離が完結しないときは、子どもの心に母親と離れがたい気分がいつまでも続き、安心感を得られない不安定な気持ちで成長することになります…と書きました。


この不安定な気持ちが「母子分離不安(ぼしぶんりふあん)」といわれるものです。最近の情報では、母子分離不安の子どもをよく見ていくと、幾らかの発達障害がある子どもの中にこのような不安を抱える子どもが多いといっている専門家も多くいますが、定型発達の子どもも母子分離不安を抱える子は多いのです。お母さんの育児不安、生活不安、多忙すぎる日常などとも大きく関わっているのだろうと思われます。

小さいお子さんは、小児科相談室や市町村の母子相談窓口でも相談可能なので、困った時はいつでも相談に行くことができます。

母子分離不安は一過性の子どもの分離不安なので、障害ではありません。専門家が対応や育児指導をしてくれるので安心して委ねてください。

母子分離不安を抱えたまま大きくなると、次のステップの「愛着形成」期間に影響を及ぼすので、そうなるとかなり深刻になる場合もありますから、脅かすわけではありませんが、3歳児の頃には一段落するとされている母子分離不安は是非とも乗り越えて欲しいです。


母子分離の不安を抱え、愛着の形成も未完で青年期に移行すると、そこでまた生き辛さが芽生えてくるかもしれません。この生き辛さは、のちに「依存」という違った形で現れることもあります。あ、でも、脅かすつもりはありませんよ。人は人生の場面でいろんな気づきが起きますからね、実際にはどう気付くかということになります。


カウンセリングルームに来て、自分の生き辛さの始まりはこの母子分離不安だったのかと知って納得される方もいましたし、ケアのワークの中でふと気づいたり見つかったりすることもあります。

必ずしも母子分離不安が原因でいらっしゃるわけではありません。「ずっと、親からは愛されていないと感じてきた」と言われる人は多いもので、そこから自分と対話をしていき、「気づき」を得て、幼い頃の母子分離不安に由来するエピソードの数々を書き換えていくのです。


だから大丈夫。

お子さんが執拗にお母さんにしがみついたり、何かに怖がって離れないでいる状態が長引いたりして不安を感じるお母さんは、子が離れがたい思いをしている時のアドバイスや対応を教えてくれる相談機関でフォローしてもらってくださいね。

母子分離不安や愛着形成未完を抱えたまま大人になってしまったのではないだろうかと、ご自身の気持ちに不安がある方は一度ゆっくりカウンセリングなどの相談期間に出向かれるのも良いでしょうし、近頃のweb検索でもかなり詳しくフォローしていますので検索してみてください。


何かの依存があってなかなかやめられない方、生き辛さをずっと長い間感じていらっしゃる方は、どこかで一度相談なさると案外良い解答が得られるかもしれませんね。



乗り越える第一歩は自分から。





それではまた

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