曇りガラスの向こう側へ

正統派のフリーランス心理カウンセラーです

切り裂く絆 繕うきずな

年末年始って家族が集まって楽しいこともあるけれど、つい長居をしてしまうとそれが親子ゲンカや兄妹ゲンカになることって多いですよね。

相手のエネルギーが弱っていたり、逆に強過ぎたりして、交換やバランスがうまく取れず、対話に不調和が訪れると爆発に移行してしまいやすいです。

こういう場合は、早く気づいた方が引き下がるに限ります。



1年前のエピソードです。

長いこと心が不調で、今は専門医で投薬治療をしているかつてのクライエントさんから、嘆きのメールをもらったことがありました。

わかっていたはずなのにバカでしたと書かれていた内容は、お義姉さんとの間で起きた兄妹バトルでした。ついついお義姉さんの怒りに触れてしまったようで、気づいたら、実兄をも取り込んだ、夫婦喧嘩➕兄妹喧嘩になってしまったということでした。


怒りを出すときは疲れていることが多いのです。爆発するきっかけを自分自身も知らないところで無意識に狙っているのですから、反論の余地はありません。とはいえ、怒らせた側にも発火させた自覚がここは必要です。双方に加担し合っているので、言いがかりをつけたとかつけられたというのではなくて、それは(無意識のうちに)互いに「心理ゲーム」を起こしているのです。だから、気づいた方が先に静かに降りてあげることが大事です。

人は傷つけることで(無意識に)怒りを手放そうとするし、相手も傷つけられることで(無意識に)耐えて乗り越えようとしているのですから。案外、その人にとっては必要な、そしてタイムリーな爆発だったのかもしれないのです。


ただ、切り裂かれたら繕おう。と思うことは大事です。実際に出来なくても、いつか繕おうと思うだけでもいい。怒りを持っている間は繕うことはできません。怒りや悲壮感は早く手放して、落ち着いてきたときにそこのほつれを少しずつ繕っていけばいいのです。自分の中で繕うだけでも違います。

相手に、私繕い直してるんですという必要もない。自分が繕い直すんだ、いつかね、と。

時間はかかりますが。それまで距離を持ちましょう。相手の怒りに満ちた言い分を否定することはできません。相手の発言だから止めることは出来ません。理不尽とは思いますが、相手は相手の都合でモノを言っているのですから。

耐えて待つしかない解決法だってあります。そして同様に、怒っている相手はこれもまた自分の都合で怒っているのだから、こちらの都合など受け入れたくもないのです。

心がすっかり弱ってSOSをくれたその人に短くメールを送りました。

お義姉さんとのやりとりは「心理ゲーム」だということ。あなたの弱みを知っているからそこを突いて来る、自分の感情のはけ口にちょうどもってこいの場所にあなたがいたのでしょうね。と。不毛な闘いに参戦する必要などないので感情を一旦置いて、ご自分を大事にしましょう。お義姉さんに言われるままだったかもしれないけれど、折り返しの闘いにせずに辛抱されました。図書館などに行って、文学小説などを借りて読むことをお勧めします。図書館は暖かいし無料だし、部屋ではカーテンを開けて採光を取り入れ、経済的に大変かもしれないけれどここ数日は部屋を暖かくして。ビタミンB群の食事を摂って。温かい飲み物も摂って。

症状はきっと落ち着くと思いますからくじけないでね、と。

心理ゲームだったんですね。そういえば習ってましたね。心理ゲームで悩むところでした。アドバイスにほっとしました。悩むのは止めます。と返信がありました。


経済的に立ち行かなくなったので交流分析の講座は中座したままですが、それでもSOSをくれる方には条件付きで短いですがアドバイスを差し上げています。


対人関係がうまくいかない人に「交流分析」はオススメですよ。


それではまた


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